国際自動車と日本ユニシスが共同開発した専用アプリ

国際自動車と日本ユニシスは、共同開発したスマートフォンアプリを使用して、国土交通省が行うタクシー事前確定運賃サービスの実証実験に参加する。

タクシーは公共交通機関でありながら、電車やバスなどと比較して事前に料金が確定していない点で消費者に選ばれにくく、目的地に到着するまで料金がわからないことや、交通状況によって料金の変動があることなどがタクシー特有の課題となっている。

タクシー事前確定運賃サービスでは、専用アプリで入力した乗車地・降車地間の地図上の走行距離、渋滞予測時間などを踏まえて算出した運賃額(3000円以上に限る)でタクシーが利用可能。確定後は、渋滞などが生じても運賃は変わらず、メーターを気にすることなくタクシーが利用できる。

実証実験は8月7日から10月6日まで東京都内23区および三鷹市、武蔵野市で行われ、44事業者、4648台のタクシーが稼働。国際自動車では320台が参加する。