米国のEVメーカー、テスラが米国で納車を開始したばかりの新型EV、『モデル3』。同車に早くも、新バージョンの開発が計画されていることが分かった。
これは7月30日、テスラのイーロン・マスクCEOが自身の公式Twitterページで、フォロワーの質問に答える形で明らかにしたもの。同CEOは、2016年にモデル3のパフォーマンス仕様を示唆していたが、その後の進展が見られなかった。マスクCEOは30日のツイートで「おそらく2018年の半ばになるだろうが、モデル3に新バージョンの追加を計画している」と公表している。
モデル3には現時点で、2グレードを用意。ベースグレードは、0〜96km/h加速5.6秒、最高速210km/hの動力性能。上級グレードは、0〜96km/h加速5.1秒、最高速225km/h。どちらも、スペックは控えめといえる。
一方、モデル3よりも上級の『モデルS』には、「P100D」と呼ばれる高性能グレードをラインナップ。強力なモーターと4WDの組み合わせにより、0〜100km/h加速2.7秒という世界最高レベルの加速性能を実現した。
マスクCEOは、2018年の半ばに追加する予定のモデル3の新バージョンについて、「deeper in hell.」(さらに深い地獄から)と表現。ここでの地獄はモデル3の生産立ち上げを指すと思われるが、そのあと、モデルSのP100D並みの高性能モデルが、モデル3に設定される可能性もある。
Probably middle of next year. Focus now is on getting out of Model 3 production hell. More versions = deeper in hell.— Elon Musk (@elonmusk) 2017年7月30日
テスラ モデル3、新バージョンを計画…高性能モデルか
2017年08月02日(水) 09時15分
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