デンソーは7月28日、2017年度第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表した。
同社の発表によると、売上高は1兆1649億円。前年同期の1兆0927億円に対して、6.6%増加した。
また、営業利益は671億円となり、前年同期比は38.6%増。税引前利益は1173億円で、前年同期比は51.6%増。四半期の純利益は767億円となり、前年同期比は66.3%増と大きく増えた。
大幅な増益となったのは、日本、北米、アジアでの事業が好調だったため。このうち日本は、車両生産の増加により、売上高が前年同期比9.6%増の6757億円に。営業利益は、合理化努力などにより、前年同期比163.7%増の374億円と、大幅な増益を達成した。
デンソーは、「2018年を達成年度とする中期方針を策定し、環境、安心と安全で社会に貢献、多様なニーズに応える技術開発・モノづくりの進化、自ら学び、考え、行動する人材の継続的な育成を掲げ、活動を進めていく」と説明している。
デンソー、純利益は66%増 第1四半期決算
2017年07月31日(月) 18時00分
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