ホンダ シビック セダン(左)とシビック ハッチバック(右)《撮影 雪岡直樹》

ホンダは10代目『シビック』を9月29日に発売すると発表した。セダンとハッチバック、2つのボディタイプに加え、ハッチバックベースのスポーツモデル「タイプR」の3タイプが用意される。

ボディサイズは、セダンは全長4650×全幅1800×全高1415mm、ハッチバックは全長4520×全幅1800×全高1435mmというロー&ワイドなシルエットを持つ。

シビックが今回掲げるテーマは「走る楽しさ、操る喜びを、世界中の人たちへ」。Cセグメントのトップを狙うことを目標として開発されたプラットフォームは軽量・高剛性・低重心・低慣性ボディー骨格を実現させ、セダン・ハッチバック・タイプR全て同じプラットフォームを採用している。タイプRの激しい走りにも対応するプラットフォームが、一般的な走りをするセダンとハッチバックにも共通であることがポイントだ。

エンジンは1.5リットルVTECエンジンを採用し、セダンはCVTを組み合わせて127kW(173ps)/8600rpm、220Nm/1700〜5500rpmを出力する。ハッチバックは同じエンジンながら、CVTは134kW(182ps)/6000rpm、220Nm/1700〜5500rpmと6MTは134kW(182ps)/5500rpm、240Nm/1900〜5000rpmの出力と、若干の違いが見られる。

インテリアに関しては使い勝手を考慮したパッケージングの中に最大限の広さを確保。ハッチバックでは大容量・大開口のラゲッジルームを備え、一般的に前後方向に巻き取られるトノカバーを、世界で初めてとなる横引き型とすることで、扱いやすさとラゲッジスペースを有効に使える工夫が施されている。

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