出光興産と昭和シェルのアライアンスマークを付けたタンクローリーを運行

出光興産と昭和シェル石油は、アライアンスマークのステッカーを貼付したタンクローリーが運行を開始したと発表した。

出光と昭和シェルは経営統合を目指しているものの、出光の創業家大株主の反対で実現していない。このため、出光は経営統合を前に、昭和シェルの株式を取得するとともに、協働事業を推進するため「ブライターエナジーアライアンス」を立ち上げた。

今回、統合シナジー効果先取り項目の物流分野で配送効率化として今年秋からの出荷基地の相互利用開始に先駆けて、アライアンスステッカー貼付ローリーの運行を開始したもの。

両社の協働事業は原油調達、供給、調達、社会貢献活動などで既にスタートしているが、物流分野での活動では今回が最初の取り組みとなる。

昭和シェルの亀岡剛社長は「今回を皮切りに、顧客や販売店・特約店をはじめとする多くのステークホルダーに、アライアンスの進捗を感じていただけるよう両社一丸となって活動を推進する」とコメントしている。