MINIのEVのイメージ

ドイツの高級車メーカー、BMWグループは7月25日、MINIブランドから市販予定の新型EVについて、『3ドアハッチバック』に設定すると発表した。

2008年には、MINI『ハッチバック』にEVをラインナップしたことがある。しかし、このEVは試験車両的な意味合いが強く、航続距離などの性能面に課題があった。

現在、BMWグループは、次世代モビリティブランドの「i」を擁し、市販EVである『i3』をラインナップしている。MINIに設定されるEVには、BMWグループの電動車両の最新ノウハウが応用される。

MINIの新型EVは2019年、生産を開始する予定。これでMINIの選択肢は、ガソリンとディーゼル、プラグインハイブリッド(PHV)、EVへと広がる。MINIのEVパワートレインは、ドイツ国内2か所で生産。その後、英国オックスフォード工場へ送られ、最終組み立てが行われる。

BMWグループの生産担当、Oliver Zipse取締役は、「BMWグループはグローバルな電動モビリティにおいて、主導的役割を果たしていく」と述べている。