20日午前10時45分ごろ、山形県長井市内の市道を走行していた自転車が、路肩に駐車されていたトラックの荷台部分に衝突する事故が起きた。この事故で自転車に乗っていた男性が重体となっている。

山形県警・長井署によると、現場は長井市五十川付近。トラックはエンジンを切り、ハザードランプを点灯させた状態で道路左側の路肩に駐車していたところ、後ろから進行してきた自転車が荷台部分に衝突した。

衝突の弾みで自転車は転倒。乗っていた62歳の男性は路上へ投げ出された際に頭部を強打し、近くの病院へ収容されたが意識不明の重体となった。トラックの運転者にケガはなく、警察では自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

現場は見通しの良い区間。警察では自転車側の前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。