ADVAN HF Type D

横浜ゴムは創業100周年を迎える今年10月に発売を計画しているヒストリックカー向けタイヤ「ADVAN HF Type D」の開発予定サイズを決定した。

サイズは15インチ〜13インチで、225/50R15 91V、205/50R15 86V、185/60R14 82H、195/70R14 91H、185/60R13 80H、185/70R13 86Hの計6種類。

ADVAN HF Type Dは1981年発売の同社ヒット商品。レーシングスリックタイヤにディンプルを施したトレッドデザインを片側に採用した斬新な商品性と優れた走行性能で高い評価を獲得し、国内外でYOKOHAMAの名を高めた。今回開発を予定しているのは、オリジナルタイヤを販売していた1970年代〜1980年代当時の車両に向けたサイズとなっている。

サイズの決定にあたっては、ターゲットとなるヒストリックカー愛好家などの要望をよりダイレクトに反映すべく、東京オートサロンなどの自動車ショーやノスタルジック2デイズなどのヒストリックカーイベントの会場においてユーザーアンケートを実施。その結果、15インチ〜13インチ、6サイズの開発を決定した。

横浜ゴムはヒストリックカー愛好家の要望に応えるため、今年1月にADVAN HF Type Dの復刻発売を発表。国内の多くのイベントでプロトタイプを出展し大きな反響を呼んでいる。

ニッサン フェアレディZ 432Rに装着された「ADVAN HF Type D」