スウェーデンのボルボカーズは7月20日、中国の浙江吉利控股集団との提携関係を強化すると発表した。
浙江吉利控股集団は、中国の吉利汽車(Geely=ジーリー)の親会社。2010年、フォードモーターからボルボカーズを買収し、傘下に収めたことで知られる。
ボルボカーズは今回、浙江吉利控股集団との提携関係を強化すると発表。両社は新たな合弁会社を設立し、次世代の電動車両技術の開発を加速させる方針。
この合弁会社では、グループ内の相乗効果を最大限に発揮するために、バッテリーセル、電気モーター、充電システムなどの電動車両コンポーネントもカバーする予定。
ボルボカーズのホーカン・サムエルソン社長兼CEOは、「浙江吉利控股集団との合弁会社の設立は、ボルボカーズの次世代の電化車両の開発能力を強化するもの」と語っている。
ボルボと中国吉利、提携強化…次世代電動車両技術の開発を加速
2017年07月21日(金) 10時15分
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