日産自動車は、高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」を搭載する新型『セレナ』オーナー678名を対象に、同機能を使用した感想に関するアンケート調査を実施した。
調査結果によると、今年のゴールデンウィークや長期休暇に高速道路を利用して出掛けた人のうち、97%がプロパイロットを使用。ドライバーの感想は 「従来では考えられなかったことが目の前で起きている現実に感心しきっている」「前の車に追従するところがわくわくした」など、最新技術に心躍るような意見が寄せらた。また、同乗者からは 「あまり運転に関心のない家内が運転してみたいと言った」 「みんなビックリで、次は自分が運転したいとワクワクしていた」 など、自動運転技術を体験してみたいというような意見が目立った。
またプロパイロットにより運転に好影響があったと感じた人は69%にのぼった。実際の渋滞シーンでプロパイロットを使用した人からは、「運転中のストレスが減ったし、長時間の運転も楽しかった」「プロパイロットがあれば、わざと渋滞にはまってしまうぐらい楽しめる」というポジティブな意見があった。一方で「本当に止まるのかのハラハラ感はある」と自動運転技術に対して未だ懐疑的な意見や「ブレーキタイミングに慣れるまで気をつかった」という今後の課題も読み取ることができた。
さらに「運転に好影響があった」と回答した人のうち33%が、同乗者や車内コミュニケーションにも好影響があったと回答。「笑顔が増えたと思う」「速度がほぼ一定なので乗り心地がよく、会話も弾み、楽しかった」というコメントが寄せられた。
日産プロパイロット、「運転に好影響」と7割のオーナーが回答…渋滞時の車内も和やかに
2017年07月21日(金) 08時45分
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