メルセデスベンツ Cクラス クーペ 新型のC250d(参考画像)

メルセデス・ベンツ日本は、ドイツ・ダイムラーが発表したディーゼル車300万台のサービスキャンペーンについての概要と日本での取り組みを発表した。

ダイムラーは、欧州での300万台以上のディーゼル車両への自主的なサービスキャンペーン実施と、新しいディーゼルエンジンの市場投入を決定したと表明。

今回のサービスキャンペーンは、ヨーロッパのみで実施する。現時点では日本を含め、他のマーケットでは実施しないとしている。日本に導入されているディーゼルモデルは欧州仕様とはソフト、ハードまたはその両方が異なり、欧州と日本では規制に差異があるため現時点では対象外とする。

今回のサービスキャンペーン対象モデルは、2011年以降に欧州で販売されたメルセデスベンツのディーゼル車のほぼ全て(Euro5、Euro6対応モデル)。

ダイムラーは現在、排ガス不正疑惑でドイツ・シュツットガルト検察当局から捜査を受けており「捜査中につき、捜査内容についてのコメントを控えているが、ディーゼルエンジンへの信頼強化のために、今回の措置の実施を決定した」としている。