三菱の新型MPVの予告イメージ

三菱自動車は7月17日、インドネシアで8月10日に開幕するインドネシアモーターショー2017において、新型MPVを初公開すると発表した。

この新型MPVに関しては、車名を含めて詳細は明らかにされていない。ただし、三菱が1年前のインドネシアモーターショー2016に出品したコンセプトカー、『XMコンセプト』の市販版となる。

XM コンセプトは、レイアウトの最適化とワイドボディの採用により、MPVとして乗員7名がゆったりくつろげる居住空間を確保。フロントフェイスには、人と車を守る機能を表現したデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を導入した。

また、伸びやかでスポーティなボディに、安定感をアピールする大きく張り出した前後フェンダーや高めの地上高など、SUVらしいスタイリングや機能を融合。XM コンセプトの考え方を受け継ぐスモールサイズのクロスオーバーMPVは2017年10月から、西ジャワ州ブカシ県の三菱の新工場で生産される予定。

なお三菱は、新型MPVの予告イメージを配信。XMコンセプトのイメージを反映させた、ダイナミックシールド顔のMPVの姿が見て取れる。