フランスのNavya社の自動運転EVシャトルバス、NAVYA ARMA

SBドライブは7月14日、自動運転バスの実用化を調査する「自動運転バス調査委員会」に参画し、同委員会が2017年7月17〜23日にプリンス芝公園で実施する実証実験に、同社が所有する自動運転シャトルバス『NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ)』を提供すると発表した。

自動運転シャトルバスのNAVYA ARMAは、フランスのNavyaが設計・開発した自動運転専用のEV。GPSなどで自車位置を測位し、LiDAR(レーザーレーダー)やカメラなどで障害物を検知して、あらかじめ設定したルートを自動走行できる。

NAVYA ARMAは、全長4750mm、全幅2110mm、全高2650mm、車両重量は2400kg、乗車定員は15名。定格出力15kwのモーターを搭載し、最高速は45km/h。最長13時間走行できる。

2016年からスイス・シオンの公共交通機関として導入。米国やオーストラリア、ニュージーランドなどでも試験走行が実施されている。

SBドライブは、「国内で実施される自動運転の実証実験で、NAVYA ARMAが実験車両として使用されるのは、今回が初めて」と説明している。