【新聞ウォッチ】都市対抗野球、開幕戦は昨年の覇者のトヨタに九州三菱自動車

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。


2017年7月11日付

●au通信料最大3割下げ(読売・8面)

●加計ありき疑念消えず、衆参閉会中審査(朝日・1面)

●本社世論調査「首相信用できない」61%(朝日・1面)

●新型カムリ、燃費向上トヨタ、国内はHVのみ(朝日・8面)

●企業とスポーツ、都市対抗出場トップに聞く、連覇賭け「全員野球」トヨタ自動車・豊田章男社長(毎日・7面)

●電動化車両世界で加速、日本メーカー対応急務(産経・11面)

●九州豪雨で鉄道寸断(東京・6面)

●金利差拡大、円安一段と、114円台、2か月ぶり水準(日経・3面)

●日野とトヨタ、物流会社の効率化支援、運航データIoTで収集(日経・15面)

●自動車株「強気」が高水準、円安や株価出遅れ感で(日経・19面)


ひとくちコメント


群馬県の館林では今年最高の37.8度まで気温が上昇。東北地方から近畿地方にかけて各地で厳しい暑さとなったそうだが、猛暑にも負けず劣らずの熱い戦いが今週末から東京ドームを舞台に繰り広げられる。

第88回となる都市対抗野球大会が7月14日に開幕するもので、主催する毎日は連日にわたり「企業とスポーツ、都市対抗出場トップに聞く」というコラムを経済面で掲載。きょうは昨年、悲願の初優勝を果たしたトヨタ自動車の豊田章男社長を取り上げている。

日経も「社会人野球広告特集」を企画。各地区予選を勝ち抜いで出場する32の社会人野球チームの経営トップの応援メッセージを取り上げている。

それによると、自動車関連業界では昨年優勝したトヨタ自動車(豊田市)をはじめ、ホンダは、狭山市と鈴鹿市、それに熊本大津町の3チームが出場。八郷隆弘社長は「『1-2-3フィニッシュ』の夢に向けて熱い思いでチャレンジする姿をお見せしたい」と、まるで自動車レースのようなコメントを寄せている。

また、三菱自動車は4年ぶり10回目となる岡崎市、それに販売会社の九州三菱自動車(福岡市)が出場する。九州三菱は7月14日午後6時半からの開幕戦でトヨタと対戦する。

自動車以外では、日本生命(大阪市)、東京ガス(東京都)、西濃運輸(大垣市)、パナソニック(門真市)、日立製作所(日立市)、東芝(川崎市)などのおなじみの顔ぶれも出場。紙面の経営トップの顔写真では余裕のある笑顔のトヨタの豊田章男社長と、その左隣の東芝の細川智社長の厳しい表情が実に対照的である。7月25日の決勝で、果たしてドームの宙に舞うのは……。