GLM G4

電気自動車(EV)メーカーのGLMは7月10日、香港証券取引所のメーンボード(東証1部に相当)に上場するオーラックスHDと資本提携したと発表した。

オーラックスHDは、時価総額約45億香港ドル(約657億円)の投資持ち株会社。今回の提携でGLM株主は同社株と引き換えにオーラックスHD株等を取得する。また、GLMの小間裕康社長は代表取締役として引き続きEV事業を推進しながら、オーラックスHDの大株主となる。

GLMは2019年量産予定のEVスーパーカー『GLM G4』から海外進出を計画している。オーラックスHDはその資金調達等を目的に、海外投資会社らを引き受け先とする、総額6000万米ドル(68億円)相当の、第三者割当増資を実施。GLMは海外資本市場との接点をつくりながら、グローバルな資金を日本での開発に投下し、京都の開発拠点で日本の最先端技術を集めた世界で通用するEV開発を進めていく。