ソーラーエネルギー関係の展示会であるPVJapanの会場内でテスラの『モデルX』を発見。リアドアを跳ね上げていることもあってか、注目度は高くかなりの人気ぶり。クルマ自体に別段新しいニュースは無さそうだが、ブースにはもう一つ、注目のアイテムがあった。
それがパワーウォール。EV開発で培った蓄電池技術を活かして開発した、家庭用蓄電池システムである。説明員の話によれば、ソーラーパネルと組み合せることで電力会社への依存を減らし、ZEH(ゼロ・エミッション・ハウス)を可能にする。テスラとしてはソーラーパネルの販売は行わず、ユーザーが他社のパネルをパワーウォールと組み合せて使用するそうだ。ちなみにパワーウォール本体は70万円ほどで、工事費などを含めると100万円前後になる予定だとか。
今回のPVJapanでは実物の展示は叶わず、実物大のポスターが置かれているだけだったが、東京・青山のショールームにも実物の展示はまだできていない、というからそれも当然か。
日本でも今年から予約販売を開始しているが、他社に比べてコストパフォーマンスの高さからすでに米国で相当なオーダーを抱えており、日本でのデリバリーがいつになるかは、まだ明らかにされていない。
他社の蓄電池システムも、これを受けて容量アップや価格引き下げなどの競争が加速されることになりそうだ。
PVJapan2017は5〜7日にパシフィコ横浜で開催、主催は一般社団法人太陽光発電協会。
【PVJapan2017】テスラの蓄電池のパワーウォール登場…モデルX にも人だかり
2017年07月07日(金) 17時23分
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