東京・新宿、JR線を跨ぐ甲州街道の直下に“トラックに積まれたミニ台湾カフェ”が出現。国道20号高架下の食空間「サナギ新宿」に7月11日にオープンする台湾系ティースタンド「THE ALLEY XIEJIAOXIANG」だ。
台湾では「斜角巷」と記す「THE ALLEY XIEJIAOXIANG」(ジ・アレイ シェージャオシャン)は、台湾全土で20店舗を超え、アジア・北米などにも展開するティースタンド。今回、兵庫県神戸市のポトマックと、台湾台中市の有樂創意設計がパートナーシップを結び、同ティースタンドが日本初上陸を果たした。
ミニ台湾カフェ空間をつくり出すフードトラックは、日産『アトラス』がベース。全体に黒いペイントを施し、荷台側にキッチンを設置。ナンバーは神戸ナンバーの特種用途自動車(8ナンバー)。キッチン上の「THE ALLEY XIEJIAOXIANG」などの文字板は、走行時は取り外せる。
キッチンの壁面には、赤レンガや古民家の雰囲気を演出。映画「悲情城市」(1989年)の舞台や、ジブリ作品のモチーフにもなった九分の街やカフェを想わせるイメージだ。
「初めて飲むと驚きを感じ、2回飲むと好きになり、3回飲むと恋しくなる」がコンセプトの THE ALLEY XIEJIAOXIANG では、盆栽ミルクティー(600円)、THE ALLEY 三食感ミルクティー(650円)、ロイヤル No.9 ミルクティー(500円)、オーロラドリンクシリーズ オーロラ(700円)、日の出(700円)、レモンミルクと恋に落ちる(550円)、香りと恋するキウイ(700円)などが楽しめる。
7月4日のプレス向け公開では、在京メディアをはじめ、台湾のテレビ局やネット記者などでにぎわうなか、「3つの願いを1回で叶えるTHE ALLEY名物ミルクティー」といわれるTHE ALLEY 三食感ミルクティーや、オーロラを試せた。
THE ALLEY 三食感ミルクティーは、斜角巷こだわりの3つの食感(タピオカ・ナタデココなど)が楽しめる、アッサム茶ベースの一品。オーロラは、「幸せなオーロラを味わうように。神秘的なグラデーションが美しい、看板ドリンク」で、台湾で人気の蝶豆花茶(チョウマメ)に、ブドウやリンゴの味わいをプラスしたもので、その彩りとすっきり感が特徴的。
新宿タカシマヤへと続く東南口の風景を眺めながら、2つのカフェメニューを試していると、どこか台湾屋台の一角にいるような感覚に。
甲州街道高架下に出現した THE ALLEY XIEJIAOXIANG(斜角巷)は、7月4・5日に2日間限定プレオープン(11時〜)を実施。7月7〜9日は、この日産『アトラス』ベースの“斜角巷トラック”が上野恩賜公園へ移動し、「日本台湾祭り2017」に出店。トラックは再び新宿へ戻り、7月11日にグランドオープンする。
新宿駅 甲州街道高架下に、トラックに載るミニ台湾カフェ 7月11日オープン
2017年07月05日(水) 19時00分