鈴木修会長(右)

スズキは6月27日、同社がインド・グジャラート州メーサナ地区に開校を進めている職業訓練校「マルチ・スズキJIM」が経済産業省より「日本式ものづくり学校」の第1号として認定を受けたと発表した。

インド製造業の人材育成支援を目的とした日本式ものづくり学校(JIM:Japan-India Institute for Manufacturing)は、2016年11月11日に日印両政府によって合意された「ものづくり技能移転推進プログラム」の一環として実施するもので、マルチ・スズキJIMは2017年8月の開校を予定している。

マルチ・スズキJIMはインドの職業訓練学校としてマルチ・スズキ社が最新の教育設備や人材を投入して運営。自動車整備、ディーゼルエンジン整備、板金修理、塗装修理、溶接など8つのコースで実践的な訓練を行い、毎年約400名の卒業生を輩出する計画だ。