ミシュラン X-ICE3+

日本ミシュランタイヤは、新品時のほか、摩耗時の氷上性能も向上させた新スタッドレスタイヤ、ミシュラン『X-ICE3+』を8月1日に発売する。

ミシュラン X-ICE3+は新技術「表面再生ゴム」を採用。新品時は表面再生ゴムの中にしっかりと詰まった「Mチップ」と呼ばれる物質がブロック剛性を維持、どんな路面でもしっかりと支える。また摩耗が進むとMチップが溶け出して無数の穴が出現。氷表面にある水分を除去し、氷にピタッと密着。摩耗が進んでも常に表面に無数の穴が再生されるため、長期にわたって性能を維持する。アイスブレーキング性能は新品時で4.5%、摩耗時で11.5%向上させている。

そのほか、効果的な除水や強力なグリップ力などを発揮する「トリプル・エフェクト・ブロック」、タイヤ全体のブロックがしっかりと氷をとらえ路面に密着する「マックスタッチ」、サイプの向きを変化させることで多方面へのエッジ効果を発揮する「バリアブルアングルサイプ」など、従来技術も継承し、スタッドレスタイヤとしての高い総合性能を実現している。

サイズは15インチおよび18インチの計15サイズ、価格はオープン。

表面再生ゴムのイメージ・表面再生ゴムの顕微鏡画像・MチップのX線画像 トリプル・エフェクト・ブロック イメージ バリアブルアングルサイプ イメージ マックスタッチ イメージ