マセラティジャパンは6月26日、『ギブリ』などのドライバーズシートに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは『ギブリ』『クアトロポルテ』『レヴァンテ』『レヴァンテS』の4車種で、2013年4月17日〜2017年4月12日に輸入された4276台。
ドライバーズシートにおいて、電動パワーシートの配線の配索が不適切なため、シートが稼動した際、配線がパワーシートモーターの端部と接触することがある。そのため、配線が損傷して短絡し、パワーシートが動かなくなり、最悪の場合、短絡部位が発熱し、火災に至るおそれがある。
改善措置として、全車両、電動パワーシートの配線の配索を変更し、パワーシートモーターの端部に保護材を取り付け、後部ヒューズボックス内のサーキットブレーカーをヒューズに交換する。なお、配線に損傷がある場合は、配線を新品に交換する。
不具合および事故は起きていない。メーカーからの情報により発見した。
【リコール】マセラティ ギブリ など、電動シート配線不備で発火のおそれ
2017年06月26日(月) 16時18分
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