テスラ・モデルX

自動運転技術に力を入れている米国のEVメーカー、テスラ。同社が、新たな自動運転部門の責任者を指名した。

これは6月23日、Andrej Karpathy氏が自身の公式Twitterで明らかにしたもの。同氏は、「AI(人工知能)と自動運転部門のディレクターとして、テスラに加わることに興奮している」と、発表している。

Andrej Karpathy氏の前職は、OpenAIの研究科学者。OpenAIは、人工知能を研究する非営利団体。テスラのイーロン・マスクCEOがOpenAIの創設者であり、その縁で、Andrej Karpathy氏の起用が決まったもよう。

なお、今回の人事は、テスラのクリス・ラットナー自動運転担当副社長の辞任に伴うもの。元アップル社のソフトウェア エンジニアの同氏は、テスラの自動運転担当副社長の職を、就任から約5か月の短期間で辞した。

Andrej Karpathy氏という新たな自動運転部門のトップを得たテスラ。完全自動運転の実現に向けた研究開発を、さらに強化していく。

テスラの新たな自動運転部門の責任者に指名されたAndrej Karpathy氏のTwitter