近畿圏で実施中のETC2.0購入助成の反応が鈍い。首都圏で実施中の2.0助成より締め切りは2か月早いが、まだまだ余裕がある。

近畿圏のETC2.0車載器購入助成は、西日本高速と阪神高速が合同で実施。車載器を搭載していない現金利用車に2.0車載器の搭載を促す。大阪・兵庫・奈良・滋賀・和歌山のセットアップ店で2.0車載器を新規で購入すると、その場で1万円を割り引く。

4月27日の開始から、二輪車・四輪車同時募集で対象5万台に対して応募は約7000台(6月20日現在)。締切りを7月末日に控えて、販売店では売り込みに力が入る。

2.0車載器搭載車にしかない独自割引も始まっている。

近畿圏では阪神高速が4月から対距離料金制に以降。車種区分も西日本高速と同じ5車種区分に統一した。さらに6月には西日本高速が近畿圏の新たな高速道路料金を設定。西日本高速を使って大阪都心部に流入する路線での料金を、起点と終点が同じであれば同一料金となった。この改定とともに、同月3日から2.0車載器専用割引も新設。第二京阪道を使って阪神高速経由で大阪都心部に入る場合に、独自割引を適用することを決めた。

また、山口県周南市の山陽道で、2.0搭載車に限定して、一時退出して道の駅「ソレーネ周南」を利用できる実験を開始。徳山西ICから降りてSA/PA代わりとしてソレーネ周南を利用したり、同市内のガソリンスタンドでの給油をして、再び山陽道に乗り入れしても、降りずに利用した時と同一料金にする試行運用を続けている。

助成を実施する西日本高速では「2.0の新しい機能のほかに、限定割引も受けられる設定で普及に繋げたい」と語る。