ドイツの高級車メーカー、アウディは6月21日、コンセプトカーの『e-tronスポーツバック』の市販版となる新型EVを、2019年からベルギー・ブリュッセル工場で生産すると発表した。
e-tronスポーツバックは、エモーショナルかつ力強いアウディのクーペデザインを採用。最新のLEDテクノロジーも装備する。自動運転やコネクティビティなど、将来導入される先進技術も提示した。
EVパワートレインのモーターは、最大出力435hpを発生。ブーストモードでは、最大出力が503hpへ引き上げられ、0‐100km/h加速4.5秒の性能を発揮する。バッテリー(二次電池)は、蓄電容量95kWhと大容量。1回の充電で、最大500km走行できる性能を持つ。
アウディの生産および物流担当、Hubert Waltl取締役は、「e-tronスポーツバックの量産化を決定したことは、アウディが電動モビリティを真摯に受け止めていることを示すもの。アウディ第2のEVは、ブリュッセル工場の稼働率の適正化につながるだろう」と述べている。
アウディ第2の量産EV、2019年にベルギー工場で生産開始が決定
2017年06月23日(金) 01時15分
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