スバル本社《撮影 山田清志》

SUBARU(スバル)は、自動車リサイクル法に基づく2016年度(2016年4月〜17年3月)の再資源化などの実績を公表した。

2016年度の実績は、シュレッダーダスト(ASR)では16万2216台、2万6000トンを回収、このうち2万5425トンを再資源化した。ASR再資源化率は97.8%となり、2016年度法定基準である70%を達成した。

エアバッグ類は、12万5813台から36万2214個を引取り、2万8519kgをリサイクル施設に投入し、2万6696kgを再資源化した。再資源化率は93.6%となり、法定基準の85%を達成。フロン類は13万8382台から3万4603kgを引取り、適正に処理した。

再資源化に要した費用は13億1443万円、資金管理法人から払渡しを受けた預託金は総額16億6969万円で、全体収支は3億5526万円の黒字となった。また、再資源化に要した費用の他に、自動車リサイクル促進センターの運営関連費用8722万円、ASRの再資源化に関連する費用2547万円を負担しており、メーカーとしての全体収支は2億4256万円の黒字となった。