BMW6シリーズ・グランツーリスモ

ドイツのBMWは6月16日、新型車の『6シリーズ・グランツーリスモ』に、最新の車載コネクティビティを採用すると発表した。

6シリーズ・グランツーリスモでは、「BMWコネクテッド」が、パーソナルモビリティアシスタント仕様に進化。これは、インテリジェントネットワークを通じて機能することで、BMWコネクテッドがドライバーにとって、デジタルパーソナルモビリティアシスタントとなり、車内でも車外でも、快適かつストレスなく目的地へ到達することができるようするもの。

例えば、ルート計画のために、スマートフォンのカレンダー入力機能を利用し、リアルタイム交通情報から最適な出発時間を決定し、ナビゲーションの目的地を車両へ転送することができる。車内ではマイクロソフトのエクスチェンジを通じてカレンダー、メール、連絡先のデータを管理。Bluetoothで無線接続できるほか、スマートフォンの非接触式充電も利用できる。

渋滞している区間は、リアルタイム交通情報により、また道路脇の駐車スペースの情報は、オンストリートパーキング情報により、知ることができる。リモート3Dビュー機能を使えば、自車とその周囲のライブ映像を、スマートフォンで見ることも可能。

また、6シリーズ・グランツーリスモでは、車両機能、ナビゲーション機能、通信機能、インフォテインメント機能を制御するため、独自の多様性のある表示および操作システムを採用。その中核となるのが、「iDrive」システム。センターコンソールに配置されたタッチコントローラーと、タッチスクリーン機能を備えた自立式モニターのコントロールディスプレイで構成される。

高解像度モニターの画面サイズは10.25インチ。ライブモードでのアニメーショングラフィックをサポートしたタイル状のメニュー構造になっており、直観的に操作できる。また、最新の音声入力機能と「BMWジェスチャーコントロール」も採用。さらに画像投影面積を70%拡大した新世代の「BMWヘッドアップディスプレイ」も設定されている。

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