IBMは6月15日、音声や文字で質問できるインタラクティブ広告サービス、「ワトソンAds」を、自動車業界で初めて、トヨタが導入したと発表した。
ワトソンAdsは、IBMの子会社のウェザーカンパニーが開発したインタラクティブ広告サービス。IBMの言語認知技術、「ワトソン」を採用している。
ユーザーは、スマートフォンなどに表示されたワトソンAdsに対して、音声や文字を用いて、商品やサービスに関して質問。ワトソンAdsは、質問の回答を音声で行う。
トヨタは米国市場向けの『プリウス プライム』(日本名:『プリウスPHV』)のインターネット広告に、ワトソンAdsを導入。AI(人工知能)を活用して、プリウスPHVに関するユーザーの質問に対応し、購入の検討段階において意思決定につなげていく。
ウェザーカンパニーのSarah Ripmaster自動車営業部門代表は、「トヨタは内部プロセスとデータ管理のための体系化されたシステムを持っている。ワトソンの広告の革新性を認識して、活用することができた」と述べている。
米トヨタ、IBMのインタラクティブ広告を導入…自動車業界初
2017年06月16日(金) 17時28分
関連ニュース
- トヨタ自動車がスポーツメディアを立ち上げ…『トヨタイムズスポーツ』開始 (04月17日 17時45分)
- トヨタ自動車、2025年から紙の新車カタログを廃止へ[新聞ウォッチ] (02月01日 08時53分)
- トヨタ自動車、1月8日週は工場を稼働…能登半島地震 (01月07日 17時30分)
- トヨタ自動車、長引く生産停止---新たに宮城・岩手など8工場13ラインに拡大[新聞ウォッチ] (10月19日 08時45分)
- トヨタ自動車が国内7工場で稼働停止、仕入れ先の中央発条で爆発事故[新聞ウォッチ] (10月18日 08時45分)