ドイツのBMWは6月15日、新型車の『6シリーズ・グランツーリスモ』に、自動運転につながるADAS(先進運転支援システム)を搭載すると発表した。
BMW 6シリーズ・グランツーリスモの先進運転支援システムでは、ステレオカメラを標準装備。さらにオプションで車両の周囲を監視するレーダーセンサー、超音波センサーが設定される。
また、前車接近警告および衝突回避・被害軽減ブレーキ機能が標準装備。オプション装備として、停止状態から最高で210km/hの範囲で使用可能なストップ&ゴー機能付きの最新のアクティブクルーズコントロールも用意される。
これと同じ速度域で使用できるのが、「ステアリング&レーンコントロールアシスタント」。これは、自動運転の実用化に近づくシステム。このシステムでは、道路上の車線マークおよび前走車を検知し、認識した走行車線を維持するようドライバーをサポートする。
さらに、レーンディパーチャーウォーニング、レーンチェンジウォーニング、サイドコリジョンウォーニング、衝突回避アシスタントなどの機能は、ステアリング操作に介入することによってドライバーを支援し、快適性と安全性を高めた。
クロストラフィックウォーニング、優先違反警告、クロスロードウォーニング、進入違反警告といった警告機能も装備されており、危険な状況を回避するのに役立つ。車両から降りた後、キー操作で駐車を自動で行うリモートコントロールパーキングも利用できる。
BMW 6シリーズGT、先進運転支援システム搭載…自動運転につながる技術
2017年06月16日(金) 13時45分
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