アウディがドイツで発表したEV広告

ドイツの高級車メーカー、アウディ。EVの市販を計画しているアウディが、米国のEVメーカー、テスラを意識した広告を発表し、話題になっている。

この広告は6月13日、アウディが地元のドイツ向けに発表したもの。EVコンセプトカーの『e-tron スポーツバック』の写真の下に、キャッチコピーとして、「Musk-Have」の文字が強調された。

この「Musk-Have」は、「Must-Have」(必需品)をひと文字変えたもので、「Musk」は、テスラのイーロン・マスクCEOを指すと考えるのが自然。「e-tron スポーツバックの市販時には、マスクCEOも必ずご購入を」と、アウディからのユーモアを込めたメッセージだろう。

アウディは6月10日、2018年からベルギー・ブリュッセル工場において、新型EVを生産すると発表したばかり。また2020年までに、EVの「e-tron」3車種を、新たに投入する計画も掲げている。

さらに、アウディの属するフォルクスワーゲングループでは、フォルクスワーゲンとポルシェなどのブランドが、EVの市販を予定。テスラ包囲網を、徐々に構築しつつある。