日本ユニシスは、国際自動車の次世代タクシーシステムを、IP無線(携帯電話回線)を利用するクラウド型タクシー配車システム「スマートタクシー」を活用して構築し、2017年秋から稼働開始すると発表した。
スマートタクシーは、汎用的で拡張性の高いタブレットとクラウドを利用し、タクシー配車の仕組みを実現するサービス。IP無線(携帯電話回線)を利用するため、タクシー事業者は、従来のタクシー専用無線のように独自の基地局を持つことなく、タブレットと配車センター用のパソコンを用意するだけで、効率的な配車を行うことが可能。少ない初期投資と短い導入期間でのサービス導入ができる。全国の中堅タクシー事業者向けに、日本ユニシスが2011年11月より提供を開始した。
今回、配車タクシーを探す「探車時間」を28秒から5秒に短縮、大規模コールセンターでの配車受付対応、帳票機能の強化など、さまざまな機能や独自性など国際自動車のサービス戦略に沿ったカスタマイズを加えることにより、大規模タクシー事業者への提供を実現した。
日本ユニシス、クラウド型タクシー配車システムを国際自動車へ提供
2017年06月15日(木) 14時15分
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