マイケル・ダンロップ選手

5月27日から6月9日にかけてイギリスの王室属領・マン島にて開催されていた二輪車レース「マン島TTレース」のシニアTTレースクラスにて、スズキ英国子会社が支援する「ベネッツ・スズキ」のマイケル・ダンロップ選手が、新型『GSX-R1000』で優勝した。

マン島TTは、1907年から行われている歴史ある二輪車の公道レース。今年は、排気量や車両タイプ別に9レースが開催された。シニアTTレースクラスは、1911年より開催されている最も名誉のあるレース。最終日の6月9日に開催されたレースにて、新型GSX-R1000で参戦したダンロップ選手は、スタート後1周目からトップを快走。後続を徐々に引き離して独走状態に入り、2位に13秒以上の差をつけてチェッカーフラッグを受けた。

スズキは、マン島TTにおいて1962年に50cc TTレースクラスで初優勝して以来、数々の勝利を獲得してきた。GSX-R1000での優勝は2008年以来、9年ぶり。また、シニアTTレースクラスでは2004年以来、13年ぶりの優勝となり、新型GSX-R1000の性能の高さを証明した。

マイケル・ダンロップ選手