2017年のスーパー耐久第3戦鈴鹿。今年から新導入され注目を集めているST-TCRクラスはNo.45 LIQUI MOLY RS3 LMSがポールポジションを獲得した。
現在、世界的にも普及をし始めているTCR車両で争われるクラス。昨年までST-XクラスにエントリーしていたAdenauがフォルクスワーゲン『GOLF GTI』で参戦を開始している。本来なら開幕戦から参戦したいところではあったが、マシンのデリバリー等の関係もあり、今回からの参戦。しかも直前にシェイクダウン走行が少しできただけで、ほぼぶっつけ本番だという。それでもホンダ『シビック TypeR』、アウディ『RS3 LMS』らとの三つ巴のバトルに注目が集まった。
しかし、いざ予選が始まると、一発勝負では群を抜いてるNo.45 LIQUI MOLY RS3 LMSが今回も速さをみせ、2番手以下に合計タイムで1.4秒の大差をつけ3戦連続でポールポジションを獲得。Aドライバーを務める田ヶ原章蔵は「ポールポジションはもう十分。とにかく勝ちたいです」とコメント。早くも決勝での勝利に向け意識を向けていた。注目のフォルクスワーゲンは、クラス2番手に入っている。
また開幕2連勝中のホンダ『シビック』勢は、97号車がドライバーを変更。かつてはルマン24時間レースを始め様々なレースで活躍してきた土屋圭市が、14年ぶりに公式戦にエントリー。Aドライバーとして予選アタックを担当した。しかし、ウェイトハンデ等の影響もありクラス3番手に終わり、幸内秀憲と、現在WTCCに参戦中の道上龍とともに決勝での巻き返しを狙う。
【スーパー耐久 第3戦】ST-TCRクラスにフォルクスワーゲンが登場、PPは3戦連続アウディ
2017年06月11日(日) 09時59分
関連ニュース
- スーパー耐久は「皆で新しい未来を目指す」…スーパー耐久未来機構に組織変更、豊田章男氏が理事長に就任 (04月20日 21時25分)
- マツダ、2024年スーパー耐久シリーズに3台で参戦 (04月18日 20時30分)
- HRCホンダレーシングが、日の丸カラーの『シビックタイプR』でスーパー耐久2024年シーズンに挑む (04月17日 20時00分)
- 究極の「GT3 RS」登場!? ポルシェモータースポーツの頂点「マンタイ」が開発中 (04月11日 21時00分)
- 三菱自動車の出展テーマは「モータースポーツ」、篠塚建次郎氏を追悼…オートモビル カウンシル2024予定 (04月11日 07時30分)