2017スーパー耐久第3戦《撮影 益田 和久》

2017年のスーパー耐久第3戦「SUZUKA“S耐”サバイバル」の公式予選が10日、鈴鹿サーキットで開催され、最高峰のST-XクラスはNo.8 ARN Ferrari 488 GT3が開幕3戦連続でポールポジションを獲得した。

気温30度を超える真夏日となった予選日。スーパー耐久ではAドライバーとBドライバーがそれぞれタイムアタックを行い、2人のドライバーの合計タイムでグリッドが決められる。

ST-Xクラスでは、開幕戦から抜群の速さを見せている8号車のフェラーリが、ここでもライバルを圧倒。特に本拠地が鈴鹿から近いということもあり、チーム・ドライバーともに気合満々。Aドライバーの永井宏明が2分02秒056を叩き出すと、続くBドライバーの佐々木孝太は2分00秒764をマークしコースレコードを更新。3戦連続でポールポジションを獲得した。2番手にはNo.99 Y’s distraction GTNET GT-R、3番手にはD’station Porscheが続いた。

一方、開幕2連勝しランキングトップにつける近藤真彦監督率いるNo.1スリーボンド日産自動車大学校GT-Rは60kgものウェイトハンデが影響し4番手に終わった。

他のクラスでは、ST-TCRクラスはNo.45 LIQUI MOLY RS3 LMS、ST-1クラスは#31Nissoku Porsche 991GT3 Cup、ST-2クラスは#6新菱オート☆DIXEL EVO X、ST-3クラスは#62 DENSO Le Beausset RC 350、ST-4クラスはNo.86 TOM’S SPIRIT 86、ST-5クラスはNo.88村上モータースMAZDAロードスターNDがポールポジションを獲得した。

2017スーパー耐久第3戦《撮影 益田 和久》 2017スーパー耐久第3戦《撮影 益田 和久》 2017スーパー耐久第3戦《撮影 益田 和久》 2017スーパー耐久第3戦《撮影 益田 和久》