ガソリン7週ぶり下げ止まり(イメージ)

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。


2017年6月8日付

●バス進化形、ギア・ブレーキ自動化、旅の安全新技術が守る(読売・8面)

●堅調米経済に暗雲、物価伸び悩み、車販売減速感(読売・9面)

●雨天の運転ハイドロプレーにング現象、路面の水にタイヤ乗り上げ(読売・14面)

●中国ITつながる車へ加速、若年層が支持、欧米勢も参入(朝日・8面)

●上海・家電見本市、ホンダがデビュー(産経・12面)

●中国車、失速回避へ3戦略(日経・11面)

●米ウーバー、セクハラ20人超解雇(日経・13面)

●多量の有害物質認識か、VW、ソフト改修後も(日経・15面)

●ガソリン下落止まる。店頭横ばい、131.7円(日経・21面)


ひとくちコメント

「連続」するにも輝かしい記録と最悪の記録があるが、少年期を“巨人、大鵬、卵焼き”で育ったシニア世代の野球小僧たちにとって、巨人の球団史上初めての12連敗はにわかには信じがたい。

きょうの各紙もスポーツ面で「巨人歴史的12連敗、遠い1点、球団ワースト更新」(毎日)などと大きく取り上げている。本日発売の週刊文春に安倍内閣の「御用新聞」という汚名を付けられた読売でも「G最悪12連敗、好機に不発 遠い1点」とのタイトルで情けない連敗記録更新を伝えている。

一方の将棋の世界では、最年少プロ棋士の藤井聡太四段が、大阪市の関西将棋会館で指された上州YAMADAチャレンジ杯トーナメントで3局を指し、全勝。自身が持つプロデビューからの公式戦の連勝記録を「23」に更新。公式戦連勝記録で歴代3位の羽生善治3冠らを破って単独で3位となり、最多記録の「28」まであと5だという。

プロ野球や将棋のような派手な連続記録ではないが、経済面などに目を向ければ、ドライバーには気になるガソリン価格が7週間ぶりに下げ止ったそうだ。

きょうの日経などが「ガソリン下落止まる」などと取り上げているが、6月5日時点のレギュラーガソリンの全国平均の小売価格は、前の週と比べて横ばいで、1リットルあたり131円70銭。6週続いていた値下がりが、7週ぶりに下げ止まったことになる。

都道府県別でみると、神奈川、沖縄など18の府県で値上がりし、京都、長野など22の都道府県で値下がりした。調査した石油情報センターでは「先週、石油元売り各社が卸価格を引き上げたが、これまで続いていた卸価格の引き下げの店頭価格への転嫁が遅れているところもあり、対応が分かれた」としている。

また、来週についても「横ばい」と予想しており、ドライブ好きにとってはしばらく財布の紐が堅くなる“我慢”が続くことにもなりそうだ。

ジャガー・ランドローバー・ジャパン読売巨人軍オフィシャルカー契約締結セレモニー(開幕前、東京ドーム)