6日午前7時30分ごろ、北海道石狩市内の市道で、バス停に停車していた大型路線バスに対し、後ろから進行してきた軽乗用車が追突する事故が起きた。この事故で追突車を運転していた高齢男性が死亡している。

北海道警・札幌北署によると、現場は石狩市花川南4条3丁目付近で片側1車線の直線区間。大型路線バスはバス停で停車していたところ、後ろから進行してきた軽乗用車が追突した。

追突によって軽乗用車は小破。運転していた同市内に在住する94歳の男性は近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡。バスの乗客乗員約20人にケガはなかった。

現場は見通しの良い区間。追突してきた軽乗用車はエアバッグが開放していたものの、車体の損壊は軽微であり、低い速度で追突したものとみられる。警察では運転していた男性が疾病などで意識を失っていた可能性を含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。