三菱自動車は6月7日、自動車リサイクル法に基づき、2016年度(2016年4月〜2017年3月)の使用済自動車の再資源化などの実績を公表した。
2016年度の実績は、自動車シュレッダーダスト(ASR)の引取り量は24万0549台、3万6703トンで、このうち3万5883トンを再資源化。再資源率は97.8%となり、2016年度の法定基準値70%を達成した。
エアバッグ類は、16万1869台(48万9472個)を引取り、再資源化率は93.5%で、法定基準値85%を達成。フロン類の引取りは21万1600台、5万2366kgとなり、適正に処理した。
再資源化などに要した費用総額は19億0776万円。資金管理法人から払い渡しを受けた預託金総額は22億3134万円となり、全体収支は3億2358万円の黒字となった。2004年度からの累計収支は17億7459万円の黒字となり、三菱自動車では、今後の新型車についても再資源化処理コストの低減を継続し、リサイクル料金負担の低減を図っていく。
三菱自動車、2016年度のリサイクル実績…3億2358万円の黒字
2017年06月07日(水) 15時26分
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