ヤマハ スターベンチャー トランスコンチネンタル仕様

ヤマハ発動機は、空冷Vツイン1854ccエンジンを搭載する北米向け新型クルーザーモデル『スター ベンチャー』を8月より販売を開始する。

スター ベンチャーは、より快適に長距離ツーリングを楽しめるモデルとして、同社初のインフォテイメントシステムを搭載。7インチタッチパネルとスイッチにより、オーディオやナビ、車両情報確認やヒーター・電動スクリーン、コミュニケーション(電話・無線・パッセンジャーとの会話・SMS受信)などが操作・利用できる。

外観は、Vツインエンジンを中心に、そこに導かれる空気や、空気を押しのけていく推進力をフロントフェイス〜サドルバック上端〜リア後端に繋がるラインで表現。また、金属素材を生かしたパーツ形状や表面処理をエンジン・ボディに採用、フィンなどには手作業の風味を与える仕上げに加え、快適な旅を演出するスピーカーレイアウトおよびシートやグリップのデザインにもこだわった。

1854cc空冷Vツインエンジンは、吸排気系、カムプロフィール、ポート形状などを新設計し優れたトルク特性、吸排気サウンドを実現。また、同社クルーザー初のYCC-T(電子制御スロットル)を採用し、滑らかなレスポンスと心地よいパワーフィーリングを楽しむことができる。さらに駐車時の微調整に便利な「SURE-PARK」を採用。約1km/hの速度でモーター駆動により車両を前後に微動でき、大型モデル特有の取り回しの煩わしさを解消する。

米国参考小売価格はスタンダードモデルが2万4999米ドル(約275万円)、より長距離を楽しめる機能を備えたトランスコンチネンタル仕様が2万6999米ドル(約297万円)。

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