CESアジア2016(参考画像)

米国のコンシューマー技術協会は5月25日、中国・上海で6月に開催される「CESアジア2017」の基調講演に、百度のインテリジェント車両事業部総経理Gu Weihao氏が登壇すると発表した。

百度(Baidu=バイドゥ)は、中国のインターネット検索最大手。百度は、自動車業界および自動運転業界のパートナーが、自らの自動運転システムを開発できるようにするオープンプラットフォームを提供する計画を掲げる。

Gu Weihao氏は基調講演において、この計画の背後にある百度の戦略とパートナーシップについて説明する予定。これは、ADAS(先進運転支援システム)や自動運転プロトタイプの開発を容易にし、最初の完全なオープンソースの自動運転プラットフォームに向けて、業界を先導するものになるという。

同氏は、百度のインテリジェント車両事業部の総経理。この事業部は、自動車メーカー、サプライヤー、その他のサービスプロバイダーに、専門的な自動運転ソリューションを提供することに注力している。

コンシューマー技術協会のゲーリー・シャピロ社長兼CEOは、「百度は、中国の先進的なインターネットプラットフォームであり、世界最大数のインターネット利用人口にサービスを提供。百度は、製品やサービスの実現や強化のために最先端技術を使用することで、モバイルと接続性の時代に革新と成長を続けている」と述べている。