トヨタ自動車は5月22日、米国ミシガン州デトロイトのミシガン科学センターに、「トヨタ4Dエンジニアリングシアター」を開業した。
この劇場は、次世代の科学、技術、工学、数学の学習に効果を与えることを目指して設計。トヨタ4Dエンジニアリングシアターは、エキサイティングなプログラムや魅力的な映画を通じて、楽しくダイナミックな世界を紹介する。建設費は144万ドル。
トヨタ4Dエンジニアリングシアターの劇場の内部に入ると、ユニークな4次元体験を提供。高度な視聴技術により、世界中のどこからでも、ビデオ映像をライブストリーミングすることもできる。一般公開は5月27日から。
トヨタはミシガンを北米の自動車研究開発のハブに位置付け。アナーバーの最先端の製品開発施設を通じて、経験豊富なエンジニアの才能のある人材を活用していく。
北米トヨタのクリス・レイノルズ副社長は、「科学に興味を持ち、将来に向けて考え、偉大なこと達成する意欲を持った学生が数多く生まれてくるだろう」と述べている。
トヨタ、米国に4次元シアターを開業…次世代の才能を支援
2017年05月26日(金) 08時00分
関連ニュース
- トヨタ自動車、2025年から紙の新車カタログを廃止へ[新聞ウォッチ] (02月01日 08時53分)
- トヨタ自動車、1月8日週は工場を稼働…能登半島地震 (01月07日 17時30分)
- トヨタ自動車、長引く生産停止---新たに宮城・岩手など8工場13ラインに拡大[新聞ウォッチ] (10月19日 08時45分)
- トヨタ自動車が国内7工場で稼働停止、仕入れ先の中央発条で爆発事故[新聞ウォッチ] (10月18日 08時45分)