24日午前11時ごろ、山梨県昭和町内の県道で、道路沿いの駐車場に入ろうと減速した軽乗用車に対し、後ろから進行してきたトラックが追突。軽乗用車は弾みで前方の建物内に突っ込んだ。この事故で軽乗用車の運転者が負傷している。

山梨県警・南甲府署によると、現場は昭和町河西付近で片側1車線の直線区間。軽乗用車は道路左側にあるコインランドリーの駐車場に入ろうと減速したところ、後ろから進行してきたトラックが追突。軽乗用車はトラックに押し出されるような状態で正面のコインランドリー建物に突っ込んだ。

クルマは建物内に入り込んだ状態で中破。運転していた中央市内に在住する63歳の女性は頚部打撲などの軽傷を負った。トラックの運転者にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

聴取に対してトラック運転者は「前をよく見ていなかった」などと供述しており、警察では前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。