ドイツの自動車大手、ダイムラーは5月22日、新バッテリー工場の起工式を行い、電動車両向けのバッテリーの世界規模での生産に、10億ユーロを投資すると発表した。
ダイムラーは2014年4月、ドイツ・アキュモーティブ社の株式を取得し、完全子会社化。ドイツ・アキュモーティブ社は、リチウムイオンバッテリーの開発と生産を手がけている。
今回の起工式により、アキュモーティブ社のリチウムイオンバッテリーを製造する第2工場の建設がスタート。新工場は、ドイツ・アキュモーティブ社のザクセン州の既存工場の隣接地に建設される。
ダイムラーは、主力のメルセデスベンツブランドや新ブランドの「EQ」を通じて、2022年までに10車種以上の電動車両を市場に投入する計画。世界的規模でのバッテリー生産への投資は、重要となる。
ダイムラー取締役会のディーター・ツェッチェ会長は、「自動車業界は基本的な変革に直面しており、この変化の原動力。新バッテリー工場が、電動車両攻勢の重要な要素になる」と述べている。
ダイムラー、バッテリー生産に10億ユーロを投資…電動車両10車種投入の準備
2017年05月25日(木) 13時15分
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