ニッキー・ヘイデン

元MotoGPのチャンピオンで、スーパーバイク世界選手権に参戦していた米国人ライダー、ニッキー・ヘイデン選手が5月22日、交通事故により死去した。

ニッキー・ヘイデン選手は5月17日、イタリアのリミニ近郊でサイクリング中に交通事故に遭った。入院先のチェゼーナ市内の病院で集中治療が行われていたが、5月22日、病院側から死亡が発表された。享年35歳。

MotoGPは公式サイトを通じて、「故ヘイデン選手の家族、友人、チーム、そして、ファンに深い哀悼の意を表す」とコメントした。

ニッキー・ヘイデン選手の兄、トミー・ヘイデン氏は、「悲しいときですが、ニッキーが最も幸せだったこと、オートバイレースを思い出として記憶に残してもらいたい。彼は子供の頃にプロライダーになることを夢に見ただけでなく、ワールドチャンピオンという頂点に到達することができた。私たちはそれを大変誇りに思う」と語っている。