デンソーは5月19日、グループ競争力を高める国内生産体制の実現に向けて、グループ会社のデンソー福島に新工場を建設して、生産を拡大すると発表した。
デンソー福島では、従来から生産しているカーエアコンやエンジンクーリングモジュール(ECM)などの自動車用熱機器製品に加え、新工場で新たにガソリンエンジン用燃料系製品のフューエルポンプ、インジェクターを生産する。
新工場建設と生産拡大に伴う投資額は、2023年までに約150億円を予定。2017年8月に着工し、2018年7月に完成、2018年10月から順次生産を開始する計画。これにより、従業員数は2023年頃には約600人まで増加する予定。
デンソーは、「デンソー福島は熱機器製品中心の専業拠点から、デンソーグループの東日本における複数製品の生産を担う拠点として、さらなる顧客対応力の向上に取り組んでいくとともに、地域社会の発展に貢献していく」と述べている。
デンソー、福島に新工場を建設へ 2018年秋稼働予定
2017年05月22日(月) 22時30分
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