いすゞ自動車は5月22日、パシフィコ横浜で5月24日から26日まで開催される自動車技術展、「人とくるまのテクノロジー展2017」に出展すると発表した。

いすゞのテーマは、「運ぶ」。この運ぶ、を支える安全・経済・環境技術をコンセプトに、顧客から信頼されるパートナーとして、豊かな暮らし創りに貢献するいすゞの取り組みを紹介する。

主な展示は、『ギガ トラクタ』の実車をはじめ、トータルセーフティとして、動画やパネルを展示。「6UV1-TCN」エンジンの実機も展示する。

ギガ トラクタは、運転疲労の軽減、実運行に強い燃費性能、トータルセーフティの追求、すぐれた積載性と連結性の確保、そして商用車テレマティクス「MIMAMORI」を用いた情報通信による遠隔モニタリングで、トラクタ輸送を高度に支える。

トータルセーフティは、大型トラック『ギガ』と、中型トラック『フォワード』で展開。プリクラッシュブレーキ(衝突回避支援/衝突被害軽減)、車線逸脱警報(LDWS)、横転抑制につながるロールオーバーウォーニング(ROW)といった先進の安全装置の警報を、実際に体験できる。

6UV1-TCNエンジンは、『ギガ CNG-MPI』に搭載される圧縮天然ガスエンジン。燃料供給装置にはMPI(マルチポイントインジェクション)方式を採用。各気筒の吸気ポートにインジェクタを配置し、燃料の噴射量やタイミングの精密制御により、走行状況に応じて空気と燃料の比率を最適にコントロール。三元触媒によるNOx、NMHC、COの排出を抑える高い浄化性能や、都市間走行で使いやすいパワー&トルクと省燃費性能を確保している。