マツダは5月18日、『アクセラ』教習車の助手席に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2009年6月23日〜2010年9月9日に製造された659台。
教習車の助手席において、座席高さを調整するリフタリンクの強度が不足しているほか、リフタリンクの抜け止め防止用プッシュナットの固定方法が不適切なため、リフタリンクに亀裂が入ったり、プッシュナットが外れることがある。そのため、そのまま使用を続けると、座席から異音やガタが発生し、最悪の場合、リフタリンクが破損もしくは外れて座席が傾くおそれがある。
改善措置として、全車両、リフタリンクを点検し、亀裂が無い場合はリフタリンクに補強ブラケットを追加するとともに、プッシュナットを2枚構造にし、異音防止スプリング小を追加する。リフタリンクに亀裂がある場合は、シートアジャスターユニットを対策品に交換する。
不具合は1件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。
なお、今回のリコールは2017年2月9日に届出を行ったものだが、対象部品の選定に一部誤りがあったことが判明したため、対象部品を追加して届出を行っている。
【リコール】マツダ アクセラ教習車、助手席が傾くおそれ…ガタガタ、ミシッ
2017年05月18日(木) 19時15分
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