ボルボ・カー・ジャパンは5月18日、『XC90』などの制動装置に不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『XC90』と『V90クロスカントリー』の2車種で、2015年12月25日から2017年2月17日に輸入された1278台。
制動装置の制御を行うコントロールモジュール(VDDM)と車両のシステム管理を行うコントロールモジュール(CEM)において、プログラムが不適切なため、駐車状態からのエンジン始動時にCEMとVDDM間で通信ができないことがある。そのため、CEMがVDDMの不具合と検知しパーキングブレーキ警告灯を点灯して、エンジンが始動できなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、コントロールモジュールのプログラムを対策プログラムに書き替える。
国内において不具合および事故は発生していない。本国メーカーからの情報により発見した。
【リコール】ボルボ XC90 など、エンジンが始動できなくなるおそれ
2017年05月18日(木) 16時32分
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