デンソー 本社(参考画像)

デンソーは、5月24日から26日にパシフィコ横浜で、6月28日から30日にポートメッセなごやで開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2017」に出展し、環境および安心・安全に関する製品・技術を中心に幅広い技術力を紹介する。

環境分野では、地球環境の維持に貢献する技術として、ガスインジェクション機能付きヒートポンプ空調システムおよび、排出ガス浄化触媒用のFLAD基材などを展示する。ヒートポンプ空調システムは、トヨタ新型『プリウスPHV』に搭載されているもの。ガスインジェクションと除湿暖房の2つの機能により、空調の消費電力を低減し、冬季など外気温度の低い環境でも高効率な暖房を行うことでEV走行距離の向上に貢献している。

安心・安全分野では、交通事故の低減に貢献する技術として、軽自動車向けの小型ステレオ画像センサーや、新型プリウスPHV向けのマルチアプリ対応大画面ディスプレイなどを展示する。マルチアプリ対応大画面ディスプレイは11.6インチの縦型ディスプレイで、ナビゲーションやテレビ、エアコンやオーディオ操作など、複数の情報を同時に表示できる。これにより多くの情報をよりわかりやすくドライバーに伝えることで、安全性の向上に貢献する。