グーグル「Android」を車載化したアウディQ8スポーツコンセプト

ドイツの高級車、アウディは5月16日、グーグル(Google)のOS、「Android」を『Q8スポーツコンセプト』に組み込み、5月17日に米国カリフォルニア州で開幕する年次開発者会議「Google I/O」で初公開すると発表した。

グーグルのAndroidは従来、スマートフォンのアプリ、「Android Auto」を介して、車両と接続。しかし、今回のQ8スポーツコンセプトのシステムでは、車両に直接、Androidを搭載する。

これにより、ストリーミングサービスのSpotify、Google Playミュージック、Googleアシスタントなどの新しい機能は、すべてダッシュボードの中央の大型MMIタッチディスプレイで操作可能に。また、これらの情報は、ドライバー正面の「アウディバーチャルコックピット」にも表示できる。

Androidは世界中において、14億人以上が使用しているモバイルプラットフォーム。アウディによると、オープンなAndroidコミュニティの広範な専門知識と創造性が、新しいアプリケーションの開発を速めることにつながるという。

アウディは、「Androidのシームレスな統合は、大きな可能性を秘めている」とコメントしている。

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