ドイツの高級車、アウディは5月16日、グーグル(Google)のOS、「Android」を『Q8スポーツコンセプト』に組み込み、5月17日に米国カリフォルニア州で開幕する年次開発者会議「Google I/O」で初公開すると発表した。
グーグルのAndroidは従来、スマートフォンのアプリ、「Android Auto」を介して、車両と接続。しかし、今回のQ8スポーツコンセプトのシステムでは、車両に直接、Androidを搭載する。
これにより、ストリーミングサービスのSpotify、Google Playミュージック、Googleアシスタントなどの新しい機能は、すべてダッシュボードの中央の大型MMIタッチディスプレイで操作可能に。また、これらの情報は、ドライバー正面の「アウディバーチャルコックピット」にも表示できる。
Androidは世界中において、14億人以上が使用しているモバイルプラットフォーム。アウディによると、オープンなAndroidコミュニティの広範な専門知識と創造性が、新しいアプリケーションの開発を速めることにつながるという。
アウディは、「Androidのシームレスな統合は、大きな可能性を秘めている」とコメントしている。
アウディ、グーグル Android を車載化…Q8スポーツコンセプトで初公開予定
2017年05月17日(水) 08時00分
関連ニュース
- アウディ Q8、e-tron史上最長の一充電航続距離619kmを実現…オプションパッケージ発売 (04月18日 14時45分)
- 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する (04月17日 12時30分)
- アウディの4ドアスポーツEV『e-tron GT』に改良新型、プロトタイプの写真を公開 (04月17日 11時30分)
- 【アウディ Q8スポーツバック e-tron 新型試乗】2640kgでも「軽快」と呼びたくなる性能…中村孝仁 (04月13日 17時00分)
- アウディ『S3』改良新型が登場…333馬力ターボを搭載、RS3の技術も採用 (04月10日 11時30分)