ガリバーアウトレット東バイパス近見店の中牟田店長に話を聞く。店長のおすすめはクラウンハイブリッド!!《撮影:中込健太郎》

昨2016年の震災で甚大な被害が出た熊本。その町での中古車の事情はどのようなものなのだろうか。ガリバーアウトレット東バイパス近見店の中牟田店長にお話を伺った。

「震災直後はダンプをはじめとする特別な需要が多く、普段あまり扱わない私どもにも多数お問い合わせをいただきました」と中牟田店長。軽自動車から大きなものまで、復興の足音が聞こえるようになる前の様子である。

まだまだ被災した爪痕も散見される熊本、何か震災の影響や、震災前後で大きく変わったこともあるのでは、と話を聞くと「いや、特に今では特殊事情は傾向としてはないと思います。もちろん細かい事情で様々な影響を受けた方はいらっしゃいますが……。中古車の流通としては、以前の状況に近いと思います」だという。

どんなクルマが今よく売れるのか伺うと「このお店では依然トヨタ『プリウス』先代がよく売れます。入ってくると右から左で売れていってしまいますので、有り難い限りですね」と話す。現行型の登場で、先代で値ごろ感の強い前期モデルなど、100万円で収まるようなクルマは特に人気なのだという。

現在このお店の前も、九州北部の店舗中心に勤務されてきた中牟田店長。今でも前任地のお客様からのご連絡や、熊本に来た時に顔を見せたいといってお店に寄ってくださる方がいるのだそうだ。「先日も長崎から買取のご依頼をいただきました。車庫保管でとても距離の少ないおクルマです。価格的にはこの店舗でもご紹介しやすいクルマ、楽しみなんですよね」と話す中牟田店長。クルマのビジネスで「どんなクルマ」を「どんなお客様に届ける」かをいつも考えている様子。今でも前任地の顧客が店長を慕って訪ねてきたりというのも頷ける。

店長は最後にこれだけは伝えてほしいとメッセージをくださった。「熊本は元気です! 美味しいものも多いし、いいところもたくさんあるので、とにかく皆さん、熊本に遊びに来てください!」

ガリバーアウトレット東バイパス近見店《撮影:中込健太郎》 ガリバーアウトレット東バイパス近見店《撮影:中込健太郎》 ガリバーアウトレット東バイパス近見店《撮影:中込健太郎》 ガリバーアウトレット東バイパス近見店《撮影:中込健太郎》 レガシイ3.0Rのワゴン。水平対向6気筒のワゴンなどそうそう乗れるものではない。このあたりでこんなクルマでドライブしたら気持ちよさそうだ。《撮影:中込健太郎》 180系通称「ゼロクラウン」でも台数の少ない最上級グレードロイヤルサルーンG。しかもサンルーフまでついている。《撮影:中込健太郎》 マツダビアンテと、先代のエルグランド。志やこだわりが感じられるミニバンというと上がるクルマも、今やかなり買い得感が高い。《撮影:中込健太郎》 オフロードタイプも在庫するも、看過できない顔ぶれ。もはや通好みの領域と言ってもいいだろう。《撮影:中込健太郎》 軽自動車も充実するが、こういうコンパクトな輸入車を、エントリーに選ぶという手もある。《撮影:中込健太郎》