横浜タイヤを履くダイハツ・ミライース新型《撮影 雪岡直樹》

横浜ゴムは5月12日、2017年1-3月期(第1四半期)の連結決算を発表した。

それによると、売上高1477億3900万円(前年同期比+14.2%)、営業利益90億6800万円(+32.0%)、経常利益は87億6900万円(+55.8%)、純利益は56億6200万円(+56.4%)だった。

主力のタイヤ事業は、売上高1052億円(+4.3%)、営業利益69億円(+28.4%)。新車用は特に中国で販売を伸ばし、売上高は前年を上回った。市販用は海外では北米が好調に推移、また欧州で新規販路が販売増に寄与したことなどから販売量、売上高ともに前年を上回った。国内は販売量、売上高は前年並みとなったが、グローバルフラッグシップブランド「アドバン」と低燃費タイヤブランド「ブルーアース」を中心に販売を強化したことで商品ミックスが改善し増益となった。

通期業績見通しは、売上高6600億円(前期比+10.7%)、営業利益475億円(+12.2%)、経常利益435億円(+11.2%)、純利益300億円(+59.7%)とした前回予測を据え置いた。