いすゞ自動車は5月12日、2017年3月期(2016年4月〜2017年3月)の連結決算を発表した。

それによると、売上高1兆9531億円(前年同期比+1.4%)、営業利益1464億円(−14.6%)、経常利益1520億円(−18.6%)、純利益は938億円(−18.2%)。5期連続の増収となったが、最終利益は3期連続の減益となった。

連結総販売台数は、前年度比0.3%減の50万6319台。国内は同13.9%増の8万0341台と順調だったが、海外は北米などの先進国での販売は堅調に推移したものの、新興国/資源国での販売が減少し、同2.6%減の42万5978台と不振だった。

損益については、海外向け販売の低迷や円高などの影響で、営業利益は14.6%の減益となった。

今期の業績見通しは、売上高1兆9900億円(前期比+1.9%)、営業利益1520億円(+3.8%)、経常利益1570億円(+3.3%)、純利益990億円(+5.5%)とした。